日曜の奈良県知事選挙の前日、選挙カーに乗った柿本氏に会った。県民だよりなどで写真しか見たことがなかったが、実物とかなり印象が違った。応援の女性陣が一番爽やかだった。本人は通りかかった私に手を振っていたが、笑顔もなくお偉方といった印象を受けた。知事の乗った車を先頭に5台も応援の人たちが乗った車が連なっていた。狭い道を対向する車も大変だろうなと思った。日曜日雨に濡れて選挙に行ったが、うちの家の男性たちは行かなかったようだ。祖母はわたしには前日も当日もしつこく「選挙に行くの?誰に入れるの?」と聞くくせに、弟や父には何も聞かない。投票所には私一人だけで、見張りの市役所の職員たち10人程に見つめられて居心地が悪かった。雨にも関わらず、衆議院選挙と重なった為か、前回の知事選の時より投票率が良かったそうだ。
先週、夕飯にトン汁が出た。わたしの好物なのでお椀からラーメン鉢に移し変えて食べていた。ふと、茶色い小さい虫が浮かんでいるのが目に入ったので、「またか」と思い、箸で虫を取り除いた。(祖母や母は帰りが遅い人のおかずにラップをかけずにそのまま食卓に置いておくので夏などよく虫が1匹ほど入っていることがあるので、普段はあまり気にしない。)さらに食べるとまた茶色い虫を発見。今度は茶色い殻から白い中身(?)が出ていた。「またか」と箸で外に出した。さらに食べつづけると、こんどは白い虫を発見。いくらなんでも多すぎるなと間近で見てみると、足がある。頭もある。食べるのを止めて鉢をよく見ると他にも3匹ほど同じような虫が浮いている。白い小さいイモ虫のような形だった。豚肉、葱など材料を母と調べたら見つからなかった。残りは気持ち悪くて食べる気が起こらなかったので泣く泣く全部捨てた。母は寝室へと行った。一体このイモ虫はどこから来たのだろうと思いながらご飯を食べてたら、まだソウメンを見てないことに気づいた。見ると・・・同じ白い虫が4匹ほど発見!発見した報告をしに、ソウメンのザルを手に母の寝室へと持っていくと、母は「他の人はもう全部食べたで・・・」と呆然としていた。普段なら祖母の寝室に怒鳴り込みに行くところだが、隣に祖父が寝ているので明日言うことにした。
翌朝、祖母にソウメンに虫がついていたことを言うと、「知ってる」ということだった。「茶色い虫は全部取って日向干しにして洗って茹でたから大丈夫」と言うので「白いイモ虫みたいなのがついてたで」と言うとそれは気づかなかったそうだ。祖母は眼鏡をかけても最近視力が悪いみたいだ。2年ほど置いてあったソウメンらしく、まだ他にもいっぱい残っているらしい。全部捨ててほしい・・・。母は昨晩私から話を聞いてから腹痛を起こしたらしい。私も(イモ虫のせいかはわからないが)腹が痛くなった。イモ虫騒動を知ってるのは女達だけで、男性たちは知らない。知らないほうが幸せかも…。害はないが…。
連休に銀閣寺に行った。前日インターネットで銀閣寺周辺には哲学の道しか特にないし、京都駅からバスで35分ほどかかると知り、行く価値があるのかなと迷っていた。が、母や友人、NOVAの先生たちから、金閣寺より銀閣寺のほうがいいし、哲学の道を歩くだけでもいいよと言われて行くことにした。母は京都が大好きでよく一人で出かけるので、京都のことを聞くと得意がって色々お勧めを教えてくれる。母のお勧めというのはたまに的はずれなことがあり、昔、大恥をかいたことがあるので以来あまり当てにしていない。
京都駅からバスに乗ったときは満員だったのに清水寺でどっと人が降り、銀閣寺に着く頃には少しの客しかいなくなった。実際バス停を降りて坂道に差し掛かると違う方面から来たたくさんの人たちと合流し、銀閣寺へと続く坂道の両側にたくさんのみやげ物屋があって賑やかだった。教科書の銀閣寺のイメージしかなかったので実物を見ると案外小さいので意外だった。銀閣寺はさーっと眺める程度に回り、出たところで、抹茶ソフトクリーム、抹茶だんご、焼きおかきを食べて周りを眺めているほうが楽しかった。串にささった焼きおかきは、おかきなのに鶏肉みたいな食感で美味しかった。母の言う通り、紅葉にはまだ早すぎた。哲学の道は春歩いたら桜が綺麗だっただろう。
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