友人二人とその旦那、赤ちゃんの計5人で週末、大塔村の『星のくに』に行った。約2歳5ヶ月の赤ちゃんに数ヶ月ぶりに会ったらよく喋るようになっていた。渋滞を避けて峠道を行った。狭くクネクネした道をすごいスピードで行くものだから久々に酷い車酔いになった。
日本一長いという吊り橋に行った。針金でつないだ板切れが自分の体重でギシギシ揺れるのですごく怖かった。観光客は自転車で横断禁止と縦看板があったので地元の人は自転車でこんな怖い橋を渡るのだろうか?近くの薬局で酔い止め薬を買おうと入ったらおばちゃんが座ってて「今店番がお昼食べに行ってる」と言う。おばちゃんが薬を差しながら値段を言ってくれた。家に上がってレジでお釣りまで出してくれたが、あのおばちゃんは一体誰だったんだろう?マニキュアを急に出してきて「どの色がいい?つけてみてもいいよ」とか言い出したから売りつけられるかと思ったら孫に送るのにどの色がいいか聞いてただけのようだった。酔い止めを飲んでしばらくしたら車酔いはしなかったが、酷い頭痛が始まった。
「星のくに」ではドーム付きバンガローは予約がとれなくて、普通のログキャビンに泊まった。ログキャビンには水回りが全くなく、不便だった。『星のくに』には昼間遊ぶ場所と言えば、ちびっ子ゲレンデくらい。友人の旦那はくたびれてバンガローで昼寝。その間女性陣は赤ちゃんを連れてちびっ子ゲレンデで赤ちゃんのソリ滑り遊びに付き合った。休暇なのになんで赤ちゃんのお守りで汗だくになってるんだろう?と思いながらも、自分で滑って自分でソリを引きずって坂を登り、また滑る・・・を繰り返す赤ちゃんのパワーには恐れ入った。
夕方バーベキューハウスで自分達で木炭に火をつけるのだがなかなかつかないし、夫婦喧嘩するし、赤ちゃんは泣くし・・・。夜のプラネタリウムに間に合わせる為に大急ぎで片付けた。食後赤ちゃんが外で遊びたがってたのに時間がないから母親が無理やり抱っこして行ったら案の定大声で泣き出してプラネタリウムに入っても止まらない。仕方がないから旦那さんが外でお守りしていた。その後、天体観測会があり、赤ちゃんは泣き疲れてぐっすり寝ていた。旦那さんが抱き疲れて奥さんが代わろうとしたら、赤ちゃんの目が覚めて「暗い。怖い〜」とまた泣き出し1時間泣き続けた。天文台の小屋には20人程いたし、天体観測会は1時間ほどあったので赤ちゃんの泣き声は結構辛かった。
翌朝温泉に行ったが、またそこでも赤ちゃんは大泣き。起きてたらず〜っと動き(走り)回ってるし、床に飲み物はこぼすし、ゼリーに足を突っ込むし、はしごに登るし、ごねるし・・・お母さんって大変だな〜としみじみ思った。週末自然に囲まれてゆったり過ごすつもりだったのに赤ちゃんに振り回されて忙しない休暇となってしまった。赤ちゃんのパワーってすごい。大の大人4人はぐったりしてたのに・・・。
日曜日晩、家の網戸にカンと何かが当たる音がして見ると、カブトムシがいた。メスだった。デパートで売られているのは毎年見るが、野生のカブトムシを見るのは小学校以来でめずらしかったのでデジカメで撮った。
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